【実体験】売れない理由はこんなことも。ハンドメイド業界の闇、イベント会場で何が起きているのかをお話しします。

販売テクニック

イベント会場で起こる「残念な真実」

はい、ボンボンチェリーハイジです。今日はポップアップやショッピングモールなど、貴女が預けたイベント会場で何が行われているかという、ちょっと恐ろしい実態についてお話ししたいと思います。


このブログはハンドメイド販売初心者さんに向けて知っていたら有益だと思われることを、発信しています。販売初心者さんは情報を集めるだけでも大変ですよね。私も同じような経験をしているので、私のブログを見ていただければ、まず、最低限のことは知れるという風に構成しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。


では今日のテーマに移りたいと思います。今日は、ちょっと怖い話になります。


どういうことかというと、例えば、貴女がスカウトをされたり、ご自身から探してイベント会社などに登録をして、例えば、東京辺りだと、パ〇〇さんとか渋谷のセ〇〇さんとか、新宿のルミ〇さんとか。そういったショッピングモールだったり、商業施設での販売イベントなどに、商品を預けて販売してもらうっていう機会があると思います。


地方に住んでらっしゃる方とか、お子さんが小さいとか様々な理由で、商品だけを預けるって方がほとんどですよね。これも初心者さんは、最初はご自身のせいだと思ってしまうかもしれませんが、イベントによっては、すごく売れ行きに差があることがあるんですよね。


私自身も経験していて、私と仲の良いクリエイターさんなんかともお話しして、実は、現場で恐ろしいことが起きているってことがあるので、ちょっとお話ししますね。

あなたの商品が売れない理由

何かと言うと、例えば、こういったイベントを中心に活動しているクリエイターさんっているんですよね。委託をしている場合もありますし、ご自身が色んなイベント会社だったり、個人のイベント屋さんと懇意にしていて、色んなところに商品を出させてもらうっていうことをやっている訳です。


そのときにご自身が、売り場に立つんですよね。もちろんそういう人って少ないんですよ。少ないと思います。実際には割とここでトラブルになっています。初心者さんは気付かずに終わっています。


理由はいくつかあるんですけれど、売れないわけですよ、貴女が出したものが。売れない理由を作っているのが、その人たちだってことがあります。


どういうことかと言うと、例えば、最初のディスプレイの段階で問題あるんですよね。例えば、貴女がアクセサリーを作っているとします。アクセサリー作家を集めた何かポップアップに出ることになりました。商品だけ預けています。


そこには10名の作家さんが参加します。、その時に立っている人は、イベント会社が雇った売り子さんではなくて、クリエイターさん自身ということが、よくよくあるんですよね。イベント会社によっては、クリエイターさんが立つとお金はとらないけど、立たないと例えば1日につき〇〇円引かれますよなんて、そういう契約のこともありますよね。


地方だったり何らかの理由で、イベントに商品だけ預けるって方は沢山いるわけです。私みたいにお店でクリエイターさんの商品をお預かりしている場合は、皆さん均等に売れるようにディスプレイをしょっちゅう変えていますし、不公平感がないようにね、そういうことは気を付けています。


多くのイベント会社も、そういうことに配慮してくれているはずなんですけれど、現場はわちゃわちゃしていたりですとか、そこを逆手に取る人がいるので、貴女の商品だけ何だか売れないということがあります。その原因をちょっとお話ししますね。

ディスプレイスペースが確保されてない


まずディスプレイのスペースを貴女の商品が確保できていない場合があります。
これはベテランさんというか、そういうところに立って慣れている人が予め大きな什器ですとか、色んな、まぁアクセサリーでしたらディスプレイ用のトレイだったりを沢山持ち込んで、尚且つ手際良くディスプレイを陳列する。そうするとイベントを主催する側としては、実はとっても有難んですよね。有難いし楽な訳ですよ。


慣れてる方が自ら什器を持ち込んできてくれて、尚且つ上手いんですね。上手いっていうのは見栄え良く商品を並べてくれるという意味。イベント会社はディスプレイの他に、パル〇さんでしたら、パル〇さんとの実際搬入搬出のやり取りですとか、お金のやり取りですとか、社員さんとのやり取りですとか、色々ある訳ですね。だから現場がわちゃわちゃして大変な訳ですよ。


そこでクリエイターさんが、什器持ち込んでくれて、きちんとディスプレイしてくれたら、イベント主催する側としては、万々歳な訳ですよね。だから必然的にそういうクリエイターさんて、何度も何度もお呼びがかかるし大事にされるわけですよ。


このクリエイターさんは分かってか、分かってないかは、把握できないけど、ここで何が起きているかを説明しますね。このクリエイターさんがね、貴女の商品のスペースの何倍も何倍もスペースをとってディスプレイしてるってことは、度々あります。私とか、私の知り合いも、色々あちこち出していると分かるんです。自分の中に数字がストックされていくので。


「どうも、あそこを通すと、売れないんだよね。」とか、「どうも、あそこのイベントに出すと、何だか動きが悪いんだよね。」と、段々そういうのが出てくるんですよ。それで私たちも気付きました。

スペース問題を解決する簡単な方法


これ本当に意地悪でやっているかどうか分かりません。現場がびっくりするくらいに、スペースの確保が出来ていないってことがあるんですよ。だからね、これを防ぐ方法をお教えします。


まず貴女がどこに住んでいても、ネット環境は整っていますから、必ずディスプレイの写真を送ってもらってください。できたら、イベントがスタートする直前、ディスプレイが終わって、すぐに送ってもらってください。送ってもらってスペースの確保が出来ているか必ず確認してください。


あのね、あまりにも極端過ぎると、何かそういう契約じゃないかって、こっちも勘違いするぐらい極端な例あるんですよ。例えばね、向こうが2mもスペースとっていて、こっちが30㎝くらいしかないとかね。


そうすると、何か向こうは特別な料金払ったとか、何かの条件が重なって、そこだけスターのような扱いになっているのかと勘違いすることあるんですけれど。本当に条件は全く同じで、ご自身で什器持ち込んでたり、ご自身がそこに立って、まぁね、自分以外のところを、「チョチョチョチョチョチッ」ってやってたりっていう現実がね、残念ながらあるんですよ。


なのでこれを防ぐために、まず必ずそのイベンターに写真を送ってもらってください。できたら毎日です。そして、きちんと毎日、売上げ報告をもらってください。例えば会期2週間で、前半終わるまで中間1回とか2回しか報告がないとかってとこあるんですよ。でもね、もうね、前半終わっちゃったけど、何かすごい変なディスプレイで、1個も売れてなかったなんてことも実際あります。

「売れない」と落ち込む前にまず確認

うちのクリエイターさんからも、そういうお話し聞いて、私びっくりすることあります。「噓でしょ。普段こんなに人気がある人がどういうこと?」って。でね、やっぱり見に行くと、「在庫かな?」って思うくらい下の棚に入れられちゃってたりとか、見えないところにずっとディスプレイされてたりとか。


私、実験したことあるんですけれど、「何々さんの何々、どこにありますか?」って聞いたときにね、現場の人間が把握してないときもありますし、探す気もないってときもありますし、教えてくれないようなこともある訳ですよ。現場に立っている人間が。


なので残念ながら貴女が商品を預けた先が、そういうことになっているっていうこと、あります。
だから、もし売れなかったとしても、「自分の商品がだめだ。」って落ち込む前に、まず確認してください。次にポップアップとかイベントに商品を委託すると決まっている場合には、ぜひこれを実践してください。

ディスプレイの写真を送ってもらってください。売上げ報告を毎日もらってください。これを嫌がるイベント屋さんがいたら、今後、そことお付き合いしていくかってことを考え直してほしいと思います。


どうしても皆さん、売り場・販路獲得のためとか、例えば、この辺だと渋谷・新宿・銀座・下北・高円寺・吉祥寺とか色々ありますけれど、ちょっと人が集まるようなところ、大きな商業施設に出してもらえるってなると、ついイベント屋さんに遠慮してしまうってことあるんですけれど、私が知っている限りイベント屋さんも様々です。

もうすごくいい人達もいれば、二度と嫌、関わりたくないって人います。これ現実です。だから貴女の商品が悪いって疑う前に、ディスプレイの状況ですとか、そこで立って販売しているクリエイターさんに邪魔されてないかっていうことを確認してください。


今日はちょっとハンドメイドの闇というか現実を、残念な問題についてお話ししました。話すかどうか迷ったんですけれど。今、イベント屋さんが増えていて、委託でポップアップなどをされる方もきっと益々増えると思うので先にお伝えした方が良いと思いました。


東急東横線学芸大学駅徒歩2分ボンボンチェリーハイジの店では、沢山のクリエイターさんの商品をお預かりしております。貴女のディスプレイの参考にもなると思いますので、機会がありましたら、ぜひ、いらしてくださいね。
頑張ってくださいね。ハイジでした。

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