ハンドメイド作家の現状を踏まえた【ブランディング講義】く、苦しい…

販売テクニック

はい、ボンボンチェリーハイジです。今日は、ブランディングについて、お話ししたいと思います。このブログでは、ハンドメイド販売初心者さんが知っていたら有益であろうと思われる情報を発信しています。


私自身もハンドメイド販売始めたばかりの時は、情報の取り入れ方が分からなくて、悩んだ時期がありました。なので、このチャンネルを販売初心者さんが見て下さったら、「最低限、活動スタートするのに必要で良いかな」って思うことで構成しています。ぜひ、参考にしてみてくださいね。


今日はブランディングについてお話ししたいと思うんですが、実は何度もこのテーマにトライしようと思ったんですね。何と昨日撮った動画で、私のチャンネルの動画の本数が200本になりました。ブランディングについては「200本もの間で、どっかでやっておけ!」って話だったんですよね。


ブランディングって本当に大切なことだったんですけれど、なぜそれについての動画を作らなかったか、作れなかったかっていう理由を先にお話ししますね。

ぱっと「ブランディング」って聞いて分かる方も、多いと思うんですよね。よく引き合いに出されるのが有名ブランドなんですよね。シャネルとかグッチとかセリーヌとかね、その他にもマクドナルドであったり、ニトリだとか、ZOZOTOWNであるとか、IKEAとかね。


「ブランディング」って検索したらたくさん情報が出てくるし、本屋に行ったら、ビジネス書のコーナーに必ずあるんですよね、ブランディングについて書かれた本が。なので、本当に目にする機会も多いし、既に知ってる方も沢山いらっしゃると思うんですよね。


これをどうやってハンドメイド作家に落とし込むか。どう捉えたら一番いいのかっていうの、ずっと考えていて、考ここまできちゃいました。今日、これ201本目の動画になります。お話ししますね。


どうして、こんなに時間かかっちゃったかっていうとね、ブランディングって漠然としている概念なんですよね。でも簡単に言ってしまうと、「貴女の作る物、貴女のブランドを周りの方に共通した認識でもって見てもらう」ってことなんですよ。

じゃあ、「ブランディングをする=すぐ売れる」かと言えば、そういうことでもないんですよ。ブランディングして、そのブランドをいいと思ってもらわなければ、意味が無いんです。

よく例に出されるんですけれど、貴女が「ハンバーガーを食べたい」と思ったときに、いくつか頭にハンバーガー会社が浮かぶと思うんですよね。ハンバーガーと言ったら、何々と言う風に。この「ハンバーガーと言ったら何々」と、貴女が思った会社がありますよね。そこは、もうブランディングに成功していると言えるんです。


ブランディングについてレクチャーしている方は「だから貴女のブランドも、そういう風にしましょうね」っていうところにそこに行きつくんですよ。じゃあハンドメイド作家どうするのか。

私の場合はキャッチコピーがあって「日本一邪魔になるアクセサリー=ボンボンチェリーハイジだ!」って言われるようになるのが、一番いいわけですよね。さらに「ボンボンチェリーハイジ好き!」って言ってもらえるようにできたら、ブランディングとして大成功なわけです。


でも個人のハンドメイド作家で、それを広く知らしめるって難しいんですよね。大きい会社みたいに、例えばハンバーガーのマクドナルドさんみたいに、沢山広告を打つとかね、タレントさんを使っていっぱいコマーシャルすることは私たちは非現実的なわけです。


そんな中でどうやってブランディングしていくか、どうやって貴女の物を共通して認識してもらうかをどうお伝えすれば良いかって私も悩んでいました。そして、やっぱり答えは一つしかないです。

もう地道に発信していくしかないんですよ。なのでね、まず、貴女の世界観をきちんとまとめてください。目で見て、どんな世界観が分か流ように。それをみて、良いか悪いかって判断できるようになりますよね。そしてさらに、その商品がどういうものかを、色んな情報をくっつけて補足しながら、良さを伝えていくって努力が必要なんですよね。


そこでハンドメイド作家さんが今できることは、やはりブログとかSNSでその商品について告知をする、その商品を知らしめることが大切です。可能であれば、イベントであったりとか、うちのお店のようなところに委託をして、それを広く見てもらうとか。

そういうことを繰り返していって初めて、貴女の商品が「〇〇さんのお洋服だったら、きっとこういう感じ。」とか、可愛い子供服だったら〇〇さん」と言われるように、徐々に徐々に広まっていくんです。

私がブランディングの大切さについてハンドメイド作家さんに向けて、今一つ自信持ってお伝え出来なかった理由がね、実はもう一つあるんですよ。

なぜかというと、私のように個性がはっきりと際立って強いような人間でしたら、絶対ブランディングとかっていうのは外せないんです。でも実際には、ハンドメイドの世界は、ネット通販などでも上位にきているものが、必ずしもブランディングに注力しているかどうかが、疑問だなって思っているんです。


アクセサリーで説明しますね。例えば、ちょっとだけ真珠がついている、本当にシンプルなものありますよね。今3月になったばかりなんですけれど、これから春物の物がいっぱい出てくるんですよね、世の中にはね。そこで皆さんが、「ちょっと春のもの取り入れたいな」と思った時に、お手頃なお値段で春らしい物がやはり売れやすいんですよね。


そうなってきた時に、「ハイジのお店に行って、春らしいのもの買おう」という方って、圧倒的に世の中の人間の数からすると少ないんですよね。どういう物が売れるかっていうと、広く一般受けするもの。やはり通販サイトとか見ていると、そいういうものが上位に来てるわけです。

旬のものを上手く取り入れて、買いやすいお値段でっていうものが売れるわけですね。だからね、時々ハンドメイド作家さんでも、「月何百万売り上げてます」「1日に100個作ってます」っていう方も、いらっしゃるんですよね。

そういう人がメディアに取り上げられたりすることありますよね。それ見てね、一瞬焦るハンドメイド作家さんいると思います。絶対、そこ焦らなくていいですからね。


何故かっていうと、そういう方たち作っているものって、やはりトレンドの物なんですよ。これを言ってしまうと、どこかからお叱りを受ける可能性高いんですが、まあ、おそらく誰も言わないので、ちょっと言ってみます。


あのね、そういう売り方している方って、大したブランディング必要ではないです。まあ、ある意味それがブランディングといえば、ブランディングなんですけれど。「あそこに行ったら旬のものが安く買える」っっていう風に皆が認知してくれたら、ブランディングとしては成功なんですよね。


よく駅ビルなんかに入ってますよね。「企画物」って言われるもので、特にどういうクリエイターが作ったっていうのは表に出てこなくて。そういう会社があって、その会社のデザイナーさんが、トレンドのものをデザインして、大量に作って、大量に卸しているって会社がある訳です。


それはね、本当にこの春でちょっとつけられるようなデザインのものなんですよ。これはね、いい悪いの問題じゃないんですよね。貴女がどんなものを作っているか、どんなふうに販売しているかによって、このブランディングの仕方がちょっと違ってきちゃう。だから私、「これどうやってお伝えしてすれば良いのか」って思いました。


あのね、どっちも正解なんです。「ハンドメイド作家として旬のものを、たくさん作って、売り上げたい」ってね。で、それが実際売れちゃう。いいんですよ。いいんです。沢山お金が入ってきて、収入になって。そういう売り方だっていうことなんです。それはそれでいいんです。


「それはハンドメイド作家なのか?」って、いいんです。そういうハンドメイドもありで。だから、ちょっとね、そういう売り方を志している方には、必ずしもね、ブランディングが重要課題かっていったら疑問なんですよね、私。


逆にブランディングなんかしている時間がもったいないから、ただ作ったものをどんどん写真撮って、どんどん発信して、どんどんネットサイトとか、ご自身のブログですとか、ご自身のショップで告知して、それが広く知れていけばいいんですよ。そこにどんどんあげて、ガンガン売るっていうね。


「あそこに旬のものがある」、「そこに行ったらそこそこの値段で買える。」って、そういう風に認識してもらえれば、ブランディングとして成功なんです。

ブランディングの話自体は簡単なんだけれど、ハンドメイド作家の現状を考えると、2つに分かれていると思うんですよね。「とにかく量産してお値段もそこそこで回転させていく」ってタイプの人たちと、「もう価格競争からは抜け出したい」、「独自の世界観を持って勝負したい」っていう方が、やっぱりいらっしゃるので。これはね、マーケティングとかね、ブランディングっていう風に検索、調べていただくと分かりやすいです。


ただ、それが必ずしもハンドメイド作家に当てはまるかっていうと、ちょっと微妙だったので、私自身ちょっと迷っていました。でもね、これは絶対避けて通れない問題なので、これから発信していこうと思っています。私自身もね、もうちょっとお伝えしやすいようにブラッシュアップしますので。引き続き、引き続き、ご愛顧いただけると嬉しく思います。


東急東横線学芸大学駅徒歩2分、ボンボンチェリーハイジの店では、国内外で活躍するクリエイターさんの商品、お預かりしています。駅から2分です。きっとね、物を作る方、来ていただけると刺激になると思うので、ぜひ一度遊びにいらしてくださいね。お待ちしております。

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