私が(株)バンダイ宣伝部にいた時に聞いたグリコのポッキー誕生秘話。この時のコピーライティングがハンドメイド作家さんにもきっと役立つテクニックなのでお知らせします。

販売テクニック

ハンドメイド作家にもコピーライティングが必要

はい、ボンボンチェリーハイジです。えー、今日はですね、私が玩具メーカーの宣伝部にいたときに、ならったコピーライティングについて、お話ししますね。これね、皆様ね、文章書くときに参考にあると思うんで、ぜひ聞いてみていくださいね。


このチャンネルはハンドメイド販売なさる方にとって知っていたら有益であると思われる情報を発信しています。私自身もハンドメイド作家であり、東京都目黒区にありますボンボンチェリーハイジの店のオーナーでもあります。

そして、ハンドメイドで起業を目指す方のコンサルのお仕事もしています。このチャンネルは販売の現場からクリエイターさんの役に立つ情報を発信していますので、ぜひ、参考にしてみてくださいね。


あのね、えーとね、私が昔、昔、会社で宣伝部に配属になったときに、そこでね、まあ、コピーライティングのセミナーみたいなのに行かされたんですよね。

それ、すごいんですよ、朝から晩まで缶詰って言うか、当時、コピーライターと呼ばれる人たちが、先生になってね、教えて下さるんですけれど、まあ、本当にずーっと、ずーっと、お勉強するんですよね、それが何日間続くのかな?

そういうね、今思うと贅沢ですよね。会社のお金でそういうこと勉強させてもらえるなんて、当時は嫌々でしたけどね。こんなこと言ったら怒られちゃう。でね、その時の聞いた話で、皆さん、文章書くときに多分参考になるかな、と思うことがあるので、お話ししますね。

ポッキーの秀逸なキャッチコピー


これね、皆さんもきっと一度は食べた多事のあるグリコのポッキーの誕生秘話というか、なんですよね。これね、そのコピーライトを作った方、直接、その方から私たち話を聞くことができました。


当時、グリコのポッキーが、世にね、生み出されるとき、チョコレートをね、グリコですからチョコレート作ってたんですけれど、他のね、他社に比べて差別化したものを作りたいって言うことになったそうです。

まだね、日本のチョコレートってそんなにバリエーションがなくって、本当に、私の子供の時ですよね。まあ、板チョコです。板チョコとかね、まあ、海外から入ってくるお酒が入ったようなボンボンショコラっていうかな、とかねあとね、私も、これ良く食べました。


やはりね、輸入ものでね、フィンガーチョコっていう銀紙にくるまった、クラッカーのような、ちょっと軽いサクサクした食感のものにチョコレートがコーティングされていて、本当にフィンガーサイズっていうのかな、これね、銀紙でくるまれていて、フィンガーチョコっていう名前で売り出されていたんですよね。

でね、それを、こう銀紙を剥いて持ってね、チョコレートが溶けちゃうので、持って食べた覚えがあるんですよね。でね、グリコポッキーも、日本のチョコレート、板チョコに比較して違うものをつくる、そのフィンガーチョコのように持って食べられるものを開発しようっていうことになったそうです。

でね、その時にね、ポッキーを、まあ、世に知らしめるためのコピーライトっていうものを、その専門の方がね、呼ばれて、考えることになったそうなんですけれども、やはりね、試作と同時進行してたんですよね。

それをね、ポッキーが最初は、持ってね、歩けるチョコレートっていうことはコンセプト決まっていたそうなんですけれど、チョコがけをするしないっていうところ、色々思考錯誤したそうなんですよね。

チョコが全体にかかっているのがフィンガーチョコで、ポッキーの場合は、わざとチョコレートをかけない部分を作って、手で持ったときにチョコレートが溶けない、溶けないのでサッと箱から出してね、パクパクね食べながら、ながら食べって言うのかな、当時ね、えーと本当ね、私が子供の時で、物を食べながら歩くのがね、お行儀が悪いって言うふうにされていたんですけれど、そこをね、打ち破るって言うかね、例えば銀座の歩行者天国やなんかで、気軽に持って食べられるようなもの、例えばハンバーガーですね。


そういう物が流行りだしたっていうか、流行らせたっていうかね、企業側が流行らせたっていうかね、持って食べるっていうことを良しとすることを広めようっていう動きがあったんですよね。

それでポッキーもパッと箱から出して食べられる、お外に持って行って食べられる、そういうコンセプトで開発されたっていう風に聞きました。

コンセプトを一言でまとめる


でね、そこでポスター一枚作る、広告宣伝するときに、何かキャッチコピーをって言って、私達が習った、そのコピーライトの先生、まあ、もうね、もう、ポスター1枚に一言、「持つとこあるよ」っていう風に書いたそうです。


私ね、「持つとこあるよ」って聞いたはずなんですけれど、ちょっと調べたら「「持つとこあるね」とか、「あるよ」ではなくてね、ちょっと違うコピーライトになっていたみたいな感じもあったんですけれど、確か私たちは「持つとこあるよ」という風に習ったはずなんですよね。


ちょっと末尾が違うかもしれなけれど、とにかく一文です。ポスターが一文で「持つとこあるよ」っていう風に表現したそうです。でね、それをね、見たい人が、「持つとこあるよ」ってなんだろうって思いますよね。

それは、チョコレートだけど、手が汚れない持つ部分がありますよっていうお菓子の宣伝だったっていうことなんですよね。で、これを聞いて、ハンドメイド作家さんはね、自分と関係ないかな~って思っちゃうとね、もったいないなって思います。

どんなに良くても読まれなければ意味がない


えーとね、まじめなね、ハンドメイド作家さんはね、とにかくご自身のものを何か宣伝するとか、何か文章書いて外に発表するときに、自分がとっても頑張ってます、こういう素材にこだわっています、みたいな感じでね、商品の良さや自分が一生懸命取り組んでいる姿勢を分かってもらおうとして、文章が長くなりがちなんですよね。前他の動画でもお話ししています。


文章には二つのタイプがあって、お客様がね、お客様、読者の方が飛んだ先にある長い文章、例えばホームページをお持ちの方はね、私なんかも、会社なので、絶対にホームページっていうのは絶対あるって言うのが普通なんですよね。


ホームページがない会社っていうのは怪しくてしょうがないんですけれど、でね、ハイジの会社に興味を持った人間はホームページに飛んでACCESSして、そこで会社概要とか細かいこととかもね、わざわざ読んでくださる訳です。

そういう場合の文章っていうのは、むしろ細かく長くなければいけない訳なんですけれど、普段、私たちがTwitterであるとかインスタであるとか、ブログのタイトルであるとかね、まあ、YouTubeなさっている方だったら、サムネイルとか、とにかくね、お客様になりうる可能性のある方たちがパッと目にしたときに、その文章に興味を持ってもらって、次の文章を読んでくださる、もしくは、わざわざ飛んでくださって、長い文章まで読んでくださるって言うふうに、掴まなくてはいけない訳です。


なので、このね、グリコのポッキーポスター一枚で「持つとこあるよ」っていうこの一文、何だろうって足を止めさせるっていうことは、とっても大切なんですよね。皆さんがどんなに一生懸命呼んだ文章でも、読まれなかったら意味がない訳です。


なので、キャッチコピーなどを作るとき、もしくは文章などを書いて表に発信するときは、とにかく、最初で掴む、っていうことを、意識して文章を作ったり、ブログのタイトルなどを考えるっていうことを、おススメしますね。なんせ、ハンドメイド作家さん、右も左も今、たくさん、いらっしゃるので、競争が激しいというのが現実です。


東急東横線学芸大学駅徒歩2分、ボンボンチェリーハイジの店では、私の日本一邪魔になる、今日もちょっとね、ここが痒くって指輪外しちゃっているんですよね、本当はいつも、こういう物もくっついているんですよ。大きいでしょ。


日本一邪魔になるアクセサリーの他に、クリエイターさんの商品もお預かりしています。土日やっていますので、ぜひね、遊びにいらしてくださいね。お待ちしております。

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