ハイジ流ファン獲得方法
はい。ボンボンチェリーハイジです。
今回は、ファンが大事ということと、どうやってファンを作るかということについてお話したいと思います。
皆さんも分かっているとは思うんですけれど、このハンドメイド市場ってね、すごく大きくなってきていて。たとえば多くの方が登録されているような通販サイト。登録者数や買う人も含めて、私がハンドメイド販売を始めた2015年当時のminneさんの登録者数は、10万人とか20万人だったんですよね。
それで、この間ちょっとお聞きしたら60万人を超えたとおっしゃっていました。なので、minneっていう通販サイト一つだけとってみても、すごく登録者数って増えているんですよね。
もちろんその中には作らないで買うだけっていう方も、いらっしゃると思うんですけれど。
きっと、あなたの周りにも、何かを作って販売している人って増えてきていると、実感していると思います。
既に売っているような方は、同業の方がすごく増えてきたとも言えるんですよね。私の場合はアクセサリーですけれども、やはり、それ、すごく実感しています。
実際にね、アクセサリーを販売したいので教えて欲しいという方が、私の周りでも多くいらっしゃるので、私のところに来てくださったりとか、ご相談だけだったりとか、色々ありますけれど、本当に増えているなと思います。
ファン獲得のためには顔出し・イベントが必要!?
だからね、そういういった状況だからこそ、ファンというのは大切なんですよね。
別にね、ファンを作るために顔出ししなくちゃいけないとかね、イベントに出なくちゃいけないとか、必ずしもそんなことはないんですね。
貴女が普段ね、発するもの、SNSですとか、ブログやインスタグラムとかTwitterとかですね。
あと例えばその通販サイトの、例えばギャラリー紹介であるとかね。
私でしたら、最近でしたら、YouTubeの概要というところに、私がどういった人間であるとか、こういう店でこういったことを、このチャンネルでは発してますということを、書く欄があるので、そういったところを見ていただくことも、ファン獲得の手段の一つになるのかな、と思っています。
まぁ、漠然とね、ファンが大切だということは皆さんお分かりになると思うんですよね、うちのクリエーターさんのお話が参考になると思うのでお話しますね。
実際に出会って気づくファンの重要性
うちでお預かりしているクリエイターさんで、そんなに人前に出たくないという方が、何人かいらっしゃるんですね。そのうちの一人が最近割と大きなハンドメイドイベントに、ご自身が行って実際に販売するという出店の仕方を、何回か経験したそうなんですよ。
その時に、何回目かに「私、何々さんのファンなんです」っていうお客様が店頭にというか、その出品ブースに来て下さったそうなんですね。
何回か出ているうちに、やはりね、「その商品を売っている人はあの人なんだ」って見てもらって、そのクリエイターさん自身のファンになって下さったり、もちろん商品のファンであるということもあるんですけれど、そういうことを総合して「ファンです」って言ってくれる人もちらほら表れてきたそうなんですね。
それまで人前に出たくないと考えていたんですけれど、何かそういうことがあって嬉しかったし、ファン獲得に繋がるとうことで、これからイベントにもっと出たいなというお話をしていました。
これはとてもいい面の一つだなって思ったのと、もう一つね、うちのお預かりしているクリエイターさんの中には地方に住んでいて、お子さんも小さくってね、東京とか名古屋、福岡、北海道とかね、大きなイベントに出たくても出られないわっていう方もいて、こう半ばちょっと諦めちゃっている人もいるんですね。
それで、実際にはね、ファンをどういうふうに作っていけばいいか分からないっていう人もいたので、今日は、ファン獲得の方法について私が思うことをお話しますね。
クリエイター紹介でファンを獲得する
今言ったみたいに、イベントに出るってことは、とっても効果が高いと思います。
まず人となりをぱっと見てもらえるし、商品と照らし合わせて総合的に見てもらえるので、イベントいいと思うんですよね。
イベントにも出られない方はどうするのか。、ほどにもちょっとお話しましたけれど、あなたが出している通販サイトのクリエイター紹介欄ですとか、ご自身のギャラリーっていうのかな、ギャラリーとかショップの紹介欄ってありますよね。
そこを読んでみると意外に簡素な人っていうか、いらっしゃいますね。
もちろんね、商品にものすごくパンチがあって訴求力があって、もう何の説明もいらずお客様が飛びつくようなものを作っているって場合は、別にね、今更そんなクリエイターのファンになって欲しいなんて考えなくてもいいのかもしれません。
けれど、それでもやっぱりファンであって下さるってことを、継続して買って下さるとか、新しいものを出したとき、新商品を買って下さるということに繋がるので、私は、その辺を意識してファンの方が増えていったらいいなって思っているんですね。
なので、商品紹介の他にクリエイター紹介といったところに少し力を入れて書くといいと思います。
でね、その場合、何を書くかっていうと、人によって文章の多少の上手い下手っていうのはあると思うんですけれど、ファン心理っていうかね、ここで私が思う方法をお伝えしますね。
出身地という共通点がファンを生む
私の場合は単純にどこでその方が生まれたのか、とか、どこで育ったのかということを見るとね、やはり色々思いをはせることがあるというか。
例えば私は育ちは神奈川県の川崎市で育って、大人になってからというか、物心ついてからは、東京都の世田谷区と目黒区に住んでいたんですが、実は私は生まれたところは実は岩手県なんですね。
岩手県の海の方で、これは岩手出身の母が里帰り出産をして、私を産んだので私の出生地は岩手県になっています。
ただ、私は今、色んなところに出生地は岩手県て書いているんだけれど、実際に困っちゃうのは「じゃあ、岩手って何とかなんとかですよね」と言わちゃうと、母も早く亡くなったので、あまり岩手のこと聞かれても実はあまり知らない。
岩手のこと聞かれてツっこまれても困っちゃうんですけれど、何となくね、岩手に対する私もいい思い出というかね、あるので、どこかで岩手って言ってみたいというのはあるんですね。
なので、私の場合は図々しく、産まれて1ヶ月くらい居たらしいんですけれど、そこを出生地としています。
これは何となくね、岩手の人と繋がりたいとかね、東北の人と感覚を共有したいというのがあって、この岩手県というのを使っているんですね。
実際に、なかなか知る機会ないんですけれど、クリエイターの出身地が岩手だったり、宮城だった、福島だったとかするとね、「隣だね」とか「近いね」とかね、青森だ秋田だっていうと「いいですよね。東北弁って」と勝手に心の中でですよ、思っちゃうんです。
その方の作品とか人となりの他にね、出身地がどこっていうのは、これは私だけかもしれないんですけれど、割と効果が高いと思います。
ファンと「感覚の共有」
その他にね、ファン心理というか、ファンをつかむ方法の一つで、貴女の感覚とファンになってくれる方の感覚の共有っていうのが大きいと思うんですよね。
例えばね、猫の置物を作っているクリエイターさんがいたとして、「猫を実際に飼ったことがあります」とか、「猫を飼っている」とか、「自分が猫をどれだけ好きか」とか、「猫生活をどういう風にしているか」を、ギャラリーで書いたりとか、貴女のブログやTwitterですとか、インスタでもいいんですよね。投稿でもいいですし。
そういうところで発信していると、猫好きさんで同じ感覚を持っている人が、「この人と感覚があうかも」と親近感を持ってくれて近づいてきてくれますよね。
それで、段々と段々と心の距離が近くなっていくということは考えられると思います。
ここがクリエイターとして大切なところで、これだけだと「ただのお友達」っていうか、ネット上でもリアルでもいいんだけれど、同じ感覚を共有する「仲間」ですよね。
ここで貴女がハンドメイド作家としてファン獲得というか、ファンに対して貴女がすべきことがあるんですね。
それが何かっていうと、「新しい価値観の提供」なんですよね。
例えばね、猫ちゃんが好きなもの同士だったらね、単純に情報交換でも感覚の共有でも、例えば、「あそこの猫ちゃんのナントカっていう猫ちゃんが着いたマグカップがとても素敵だった」、「じゃぁ私もほしい」とか、「こういう猫のポーチが」って、「じゃあ私もほしい」、こういうのって感覚の共有ですよね
根強いファンを作る方法
ハンドメイド作家がやるべきは、貴女が新しい価値、例えば、このニャンコちゃんの絵のついたね、例えば帽子であるとか、あとは洋服であるとかね、そういうものを、貴女が同じ感覚を持ってる方に、新しい価値として提供していく、それが商品になるっていう風に思っています。
それで、ファンの心理としてはね、同じ感覚を持っているこの人が、「あ、次にまた、楽しいもの作ってくれる。素敵なもの作ってくれる。嬉しいものを作ってくれる。そういう風に気持ちのいい感覚を与えてくれる。共有してくれる。」っていう風に認知されると、それがあなたの根強いファンになっていくと私は考えています。
ファンから教えてもらえること
時にねファンの方からアイディアをいただくことがあります。
「こういうのはファン心理としてはそんなに喜ばしくないことだから、こっち側にしてください。」っていうね、それもありがたいんですよね、そんな意見をいただくこともあります。
ファンはとても大切ですっていうことと、ファンの作り方、どうやって貴女の仲間がファンになっていくかというお話を今日しました。
物作りに悩んだりとか、行き詰まる方って多くて、どうしようかな、次は何を作っていこうかなって、たびたび聞きます。
ちょっと迷ったり悩んだりしたときに、貴女発信なんだけれど、ファンの方をちょっと思い浮かべて、その方の想いを形にするというか、その人がこれを作ったらきっと笑うだろうな、喜ぶだろうな、お友達と「こんなのゲットしたよ」っていうふうに話題にしてくれるだろうなって、貴女のファンの人たちがどういうふうに表現するかっていうのを考えると作りやすい、アイディアも生まれてくるかなと思います。
東急東横線学芸大学駅徒歩2分ボンボンチェリーハイジの店もぜひいらしてくださいね。
お待ちしております。