【価格設定】これを知っていたら大きく売れる!フロントエンド、バックエンドという考え方。

販売テクニック

「フロントエンドとバックエンド」について

はい、ボンボンチェリーハイジです。今日はですね、値段の決め方の一つ「フロントエンド」と「バックエンド」という方法についてお話ししたいと思います。

このブログではハンドメイド販売初心者さんに向けて、知っていたら有益であろうと思われる情報を発信しています。私のブログを見ていただけたら、販売活動がスタートしやすいという情報で構成しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

では、今日のテーマです。、マーケティングとか、セールスをお勉強をした方だったら、聞いたことあると思うんですけれど、「フロントエンドとバックエンド」っていう言葉があるんですよね。フロントと呼ばれる商品をつくって、お客様を貴女のブランドに呼び込んで、さらに「一番最終的に買ってもらいたいもの=バックエンド」にまで誘導するという考え方なんですよね。

bonboncherry ハイジのフロント商品


うちの商品をちょっとご紹介したいと思います。例えば春に1番人気なサクランボのピアスがあるんです。私がドットを手描きしていて。球面に丸を描いていくっていうのは実はとても難しいので、この描き方についても企業秘密で誰にも教えていないんですけれど、実はこのサクランボのピアス自体も問屋で買えるものなんですよね。ドットがない状態でね。


これがすごい人気で、同じつくりのものが沢山のところで売られているわけです。さらに全く同じか分からないけれども、ほぼ同じデザインのものが、有名なブランドでも売られていたりする訳です。


その有名ブランドになっちゃうと、パッと見た感じは全く同じなんですけれども、うちのサクランボピアスのお値段の4倍くらいの価格で売られているものもあるんですよね。でもこのサクランボピアスに、ドットは描いているのはおそらく私だけなんですよ。私のオリジナルなんですけどね。


サクランボピアス自体はもっと安い値段で買うことも、おそらく出来ます。安い値段で出している人もいると思います。じゃあ、手描きした分お値段をのせて、さらに高くするってことも考えたんですけれど、2つの理由からうちは4,300円なんです。2つの理由から大手のブランドから比べて安くしているんですよ。


もちろん、今回は「フロントエンドとバックエンド」というお話しなので、これをフロント商品にしたいって思っているからなんですけれど。その他にもう一つ、これは本当に個人的な理由なんですけれど、本当にこのピアス可愛いんですよ。

あえて価格を上げ過ぎないもう1つの理由


私、本当にたくさんの女性に、これ着けてもらいたいと思っているんですよね。絶対可愛いんですよ。私のお店でも去年、これが一番売れたんじゃないかな。下は小学校4年生から、上は82,3の女性まで。とにかく幅広い層に買っていただきました。


試着して買わなかった人いないかなっていうくらい、本当にいいんですよ。ちょっと商品の宣伝になっちゃった。これをたくさんの人につけてもらいたいという意味もあって、うちでは少しお値段抑え目で、かなり抑え目でお出ししています。


これは経営者としての戦略もあって、これをフロントにすることで、ボンボンチェリーを知ってもらったり、ハイジの商品を買ってもらって「いいな」と思ってもらって、「じゃあ次はどうしようかな?」ってなるようにしたい。

例えば、これ7色もあるので、お一人で何色か買って持っていらっしゃる方もいるんですよね。「今月こっち買って、来月そっち」という買い方する方もいますし、まとめて最初に買っちゃうっていう方もいらっしゃいました。だからね、これは分かりやすく言うと、この商品で呼び込んでいるわけなんですよね。


これがフロントっていう考え方です。フロントはね、基本的には、ここでは儲けが出ない可能性が高いんですよね。うちの場合も、もちろん赤ではないんですよ。黒にしていますけど、「ここで儲けよう」っていう考え方ではなくて、とにかくお客様にブランドに一歩踏み込んでもらうっていう商品になるわけです。

均一価格にはしない


ハンドメイド販売初心者さんは、価格を均一にしがちなんですよね。例えば、もしピアスを作ったとして、2,000円で出したら、他のピアスとかも大体2,000円のラインになっちゃうわけですよ。(松竹梅のお話しは別の動画でしているので、そちらを見てもらうとして。)


価格が均一になっちゃうと、呼び込むとか、呼び込まないとか、それさえも出来なくなっちゃうわけです。これは販売するときのテクニックの一つとして、フロントと呼ばれる商品でお客様を呼び込んで、最終的にバックエンドを買ってもらう。うちのお店でしたら、デパートとかに出していたような14金の桁の違うピアスですとか、ネックレスを買ってもらいたいというのが、店主の目論見な訳です。


そうすると価格にバリエーションも出てきます。実際の店舗を持っていても、ネットショップを持っている方でも、そこに行ったときに、「楽しい」って思ってくれるような商品構成が大事。フロントとかね、バックエンドとか、松竹梅って知っていると作りやすくなってくると思うんですよね。


初心者さんは最初、「2,000円なら2,000円だけ」「1,500円なら1,500円だけ」ってなっちゃうから、ぜひこういう方法もあるんだっていうのを知ってほしい。このブログで少しずつ発信していますので、いくつかお時間あるときに見ていただいて、「こういう方法もあるんだ」って知ってもらえたらいいなっと思っています。

フロント、バックエンドっていうのは検索していただくと、必ず商品の値付けするときに出てくる概念なので、調べてみる価値はあると思います。そんなに難しいことではないんですけれど。こういう方法があるっていう紹介でした。

東急東横線学芸大学駅徒歩2分、ボンボンチェリーハイジの店にも、ぜひ、いらしてくださいね。お待ちしております。

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